二十四節氣

2025『寒露』串原のへぼがーるずが伝えるヘボの魅力は村おこしであり人おこしだった

草木に冷たい露が下りることから名づけられた寒露。朝晩の冷え込みが強まり、秋の深まりを感じます。里の木には赤い実がなり、黄昏時のすすきは色なき風にゆれ、少しだけ紅葉もはじまっています。秋雨の山は秋の霧がかかっており、白秋美しい自然現象がみられます。
寄稿

長い坂、その延長線上|庭文庫を営む百瀬実希さんが恵那でこどもを産み育てると決まったとき

恵那でこどもを産み育てると決まったとき、一番心配したことは、ここをその子の故郷だとおもわせてあげることができるだろうか、ということだった。
二十四節氣

2024『秋分』豊かな恵みと循環をてらぼら農園にて感じる

秋分 shu-bun 秋分の日は昼と夜の長さが同じになり、太陽が真東から昇って真西に沈みます。恵那山麓ではお彼岸にはお墓参りという風習が残っています。仏教では極楽浄土は西のかなたにあるとされるため、お彼岸は現世と極楽浄土が最も近くなる特別な...
二十四節氣

2024『白露』中央アルプス、恵那山、御嶽山に囲まれた大橋農園の千両なす

秋の訪れを感じるようになった朝、庭先に出ると草木の葉に小さな露の玉が輝いているのが目に入ります。
寄稿

泊まれる(古)本屋庭文庫で百瀬雄太さんに寄稿と珈琲をお願いする

笠置山の麓の築一〇〇年以上の古民家で、泊まれる(古)本屋庭文庫を、妻の実希と営む、百瀬雄太です。こんにちは。はじめまして。の、方もいるかなと思います。読みはじめてくださりありがとうございます。 ここになにか書いてほしいと、水野さんからご依頼...
二十四節氣

2024 『処暑』 納涼は涼しさを心の中で感じること「迎え火」や「送り火」のような花火

処暑 shosho 処暑とは暑さがおさまるという意味で、厳しい暑さの峠を越し、夜の虫の声に秋の気配を感じる頃です。虫の音は世界中で愛されているわけではなく、限られた民族にしか心地良く聞こえないのだとか。虫は夏の着物の文様に多く使われ、工芸品...
二十四節氣

2024 『立秋』 恵那山麓で採れた藍で染める絹は地球の色だった

暦の上では秋となりました。夏の暑さが最も厳しい時期を過ぎ、秋の気配も感じられるようになったのではないでしょうか。
寄稿

“私にとってそれはいきることでした”玉谷天音さんの詩と写真を私たちはどう解釈をするのか

詩人・写真家 玉谷 天音 わたしが制作を始めたのは一年前のこの季節。暑い夏でした。何の知識もないままひたすらに撮って書き始めました。わたしにとってそれは生きることでした。ここではわたしにとっての詩と写真について書かせてください。 詩/ 言葉...
二十四節氣

2024 『大暑』 田瀬の夏詣と七夕祭にて鎮魂の祈りを捧げる…

二十四節気の中で一番暑い時期の到来です。快晴が続き、最高気温も更新するでしょう。空に浮かぶ入道雲と刺すような日差しの下で、恵那山麓の田畑では雑草の勢いと戦っています。
二十四節氣

2024 『小暑』 | 恵那山麓のブドウが実を結び、ともに繁栄する

恵那山麓,ブドウ,おひさまワイン